| そうわりゅうほんぜん 宗和流本膳 |
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| 写真 一の膳 |
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| 本膳料理は、日本料理の正式なお膳立てで、現在の日本料理の形式や作法上の基本となるものなのです。本膳料理は、武家の礼法が確立いたしました今から五百数十年前の室町時代に始まり、江戸時代に大きく発達した料理であります。かつて婚礼をはじめ、冠婚葬祭の料理といえば、飛騨に限らず全国的に本膳料理であったわけです。ですから明治・大正・昭和初期頃までは、本膳料理による婚礼披露が盛んに行われていました。しかし第二次世界大戦を境にめったに見られなくなり、わずかに飛騨地方で行われる程度になりました。 宗和流本膳は、飛騨高山第二代藩主金森可重(かなもり ありしげ)の長男で茶道宗和流の始祖である金森宗和が、好みと形を江戸時代初期に生み出し今に伝わる本膳料理であります。器は、宗和好みと呼ぶ黒塗りの四つ椀形式、膳も黒塗りのいわゆる宗和膳を用います。かつては、高山の中流以上の家庭には、必ず宗和流の膳・椀が備えられ、慶弔ともなると、一週間も続く宴席を行いました。現在当店では、一の膳・二の膳・三の膳と膳が続き約10時間もの時間を要します。 洲さきでは、高山の風土とともに十代二百年以上にもわたりこの宗和流本膳を伝承してまいりました。 |
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